ふわふわであたたかくて。自分本意だけれど、ふとしたときに心をときほぐしてくれる。 多くの人が、特別な愛着を抱く動物「ねこ」。近年は犬の飼育頭数を上回り、 室内の環境で家族のように大切にされて、長生きをする猫も増えてきました。

 

一方で、ストレス等に由来する問題行動、高齢化だからこそかかりやすい病気、 新たな感染症なども見られるように。また、外の過酷な環境や殺処分等により 命を落とす猫の数は減ってはきてはいるものの、まだ “ 解決 ” には遠く さらには貧困や孤立化といった人の社会の課題が、猫にも影響するようになりました。

 


「猫ブーム」を経て、多様化する価値観の中で、猫の暮らしも変わっていく。 こうした時代の中で、人と猫が、未来へ向けてよりよい関係を築いていくためには?

 

ねこねっこは、猫を取り巻く「今」を見つめながら、出版や執筆の活動を通じて、 たくさんの方たちと、この先を考えていきたいと思っています。これから、よろしくお願いいたします。

 

――猫と人との穏やかな暮らしが、広く、深く、「根付く」ように。

 

 

第1弾書籍『猫からのおねがい 猫も人も幸せになれる迎え方&暮らし』(監修:東京猫医療センター院長 服部幸先生、写真:Riepoyonn)の詳細はこちら。

 

●ねこねっこ代表/ 本木文恵(もとき・ふみえ)

猫専門の編集者・ライター。1級愛玩動物飼養管理士。8年間ねこ雑誌の編集部に在籍したのち、2017年8月に独立。2018年4月に人と猫のためのwebマガジン「ねこねっこ(neco-necco)」を立ち上げる。2020年3月に猫の本専門出版をスタート。

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