猫の本専門出版「ねこねっこ」の第2弾書籍『猫が食べると危ない食品・植物・家の中の物図鑑 誤食と中毒からあなたの猫を守るために』が2021年3月12日に発売しました。
家の中で最も起きやすく、猫の命にも関わることが多い「誤食」の事故。手術が必要となることもめずらしくなく、猫の体に大きな負担がかかるほか、多額の医療費がかかります。また、猫にとって有害となる成分を含む食品や植物、化学製品など「中毒」の原因となる物は、とても身近なところにあります。
最も有効な対策は、飼い主さんが誤食・中毒リスクのあるものを正しく知って、猫から遠ざけること。愛猫の命を守るための1冊として、この本をぜひお役立てください。
『猫が食べると危ない食品・植物・家の中の物図鑑
誤食と中毒からあなたの猫を守るために』
2021年3月12日発売予定
監修:服部 幸(東京猫医療センター院長)
構成:ねこねっこ 装画・挿絵:霜田有沙
四六判 縦188mm 横128mm 厚さ12mm
160ページ 並製 フルカラー
価格 2,020円+税 ISBN978-4-910212-02-9 C0077
◉内容紹介
完全室内飼いが浸透しつつある今、猫も人と同じ空間でさまざまなものに囲まれて暮らすようになりました。そうした背景もあり、猫が本来は口にしない “異物”を食べてしまう「誤食」が、家の中で最も多く起きる重大な事故となっています。
異物は時間が経てば排泄されることもありますが、麻酔をかけて内視鏡で摘出したり、開腹手術が必要になったりすることも、決してめずらしくありません。しかも、飼い主さんが誤食に気づかず、ひっそりと静かに事故が起きているケースが後を絶ちません。
また、人よりもずっと体が小さく、代謝のしくみが異なる動物である猫にとっては有害となる食品や植物、家庭用品もあります。中には犬よりも猫のほうが、中毒症状が強く現れる成分を含む物も。
このように猫には猫の誤食・中毒の特徴があり、さらに人の暮らしの変化に合わせて猫が口にしやすい物も変わってきています。だからこそ、「今の猫の暮らし」に沿った対応が必要になってきています。
そこで本書は、食べると腸閉塞や胃腸障害を起こしやすい家の中の物や、中毒を起こす食品・飲料・観葉植物・花・化学製品等を国内外の調査や報告をまじえて紹介します。
起きてしまった事故に冷静に対応して早めに動物病院で処置を受けることも大切です。しかし、それよりも、何が猫に脅威となるのか知って遠ざけ、誤食・中毒の事故を未然に防ぐのが最善策です。
ーーあなたの猫を、身近にある危険から守るために。
◉目次・試し読み
序章 猫の誤食と中毒
●猫の誤食・中毒の傾向を知ろう
●口にした?と思ったら、状況別の対応を
●誤食時のおもな診断と治療
1章 猫が食べると危ない食品
2章 猫が食べると危ない植物
3章 猫が食べると危ない家の中の物 | 誤食編
4章 猫が食べると危ない家の中の物 | 中毒編
Column 人が食べるものを与えるなら気をつけたいこと
魚/肉・卵/乳製品/野菜・フルーツ
Column 猫に「安全な」植物ってあるの?
Column 家庭用殺虫・防虫剤の注意点
Column 室内に潜む危険から猫を守ろう
<イベント情報>
◉キャッツミャウブックスさん主催:オンライントークイベント
[日時]2021年3月21日(日)11:30〜12:30頃
霜田有沙さん(表紙などのイラストをご担当) × 安村正也さん(キャッツミャウブックス店主) × 本木文恵(ねこねっこ代表)
*キャッツミャウブックスさん予約購入特典です。購入はこちらから
◉書泉グランデさん主催:【発売記念】監修者・服部 幸先生のトークイベント
[日時]2021年04月07日(水) 18:00〜(15分前より開場)
開催場所:書泉グランデ7階イベントスペース
2021年03月01日(月) 書泉グランデ5階にて「猫が食べると危ない食品・植物・家の中の物図鑑」をご予約いただいた方先着20名様に参加券をお渡ししています。
詳細は書泉グランデさんのサイトへ。
*上の写真の撮影/イイダ写真室
更新:2021年7月7日