『猫の心と向き合う 噛む・引っかく対策 ~攻撃の理由と、あなたができること』
2025年10月22日発売
「噛む(咬む)」「引っかく」といった猫から人への攻撃は、猫と暮らす多くの方が直面しやすい代表的な困りごとの一つです。その行動には、さまざまな理由があり、愛猫の気持ちに寄り添って対応することが大切です。本書では、攻撃する猫の心の内側をひも解きながら、飼い主さんが実践できる具体的な工夫を解説します。
監修:藤井仁美 構成:ねこねっこ
デザイン:山村裕一 イラスト:川添むつみ
四六判 縦188mm 横128mm 厚さ12mm 160ページ
◎内容
「噛む(咬む)」「引っかく」といった、猫が人に対して行う攻撃は、猫と暮らす多くの方が直面しやすい代表的な困りごとです。
……一言で「攻撃」といっても、起きやすい状況や悩みは多岐にわたります。なでられて気持ちよさそうだった猫が、突然イラついてガブッ! 寝ている人を起こそうと、ジャブの連打。保護した猫がなつかず「シャーッ!」。動物病院に連れて行こうとすると、全力で抵抗してガリッ! ほかにも、人の目をじっと見つめて〝おねだり噛み〟をしたり、子猫が人の手足にじゃれついたり。微笑ましくて許しているうちに、気づけばエスカレートして、傷が増えていたなんていうこともあります。「楽しくて穏やかな生活を夢見ていたのに……」。中には、猫に襲われる恐怖に日々さらされ、「もういっしょに暮らすのがつらい」と追い詰められる深刻なケースも。
猫がどのような理由で攻撃しているとしても、「こうすれば、すぐやめさせられる!」という魔法のような答えはありません。けれども、猫が抱える欲求や不安を読み解きながら、解決への道のりをたどっていくことはできます。攻撃をやめさせる方法とは、「攻撃しなくてすむようにしてあげる」ことであり、同時に「猫の心と向き合い、新しい暮らしを約束する」ことでもあります。
本書が、そのための一歩となることを願って。今日からできる対策を、実践につなげていただければ幸いです。
◉目次・中面のイメージ







●序章:攻撃する猫の心と向き合うために
●1章:狩りの気分で噛む・引っかく
●2章:自分の身を守るために噛む・引っかく
●3章:自己主張をしたくて噛む・引っかく
●4章:「え、なんで!?」な噛む・引っかく 複雑な猫ゴコロ編
~深掘りノート(長編コラム)~
・攻撃の原因が病気やケガということも
・「おびえ」と子猫時代の暮らしの深~い関係
・猫の問題行動を”治療”する「行動診療」
・猫の「噛む・引っかく」でうつるリスクがある感染症
(監修協力:丸山総一/日本大学生物資源科学部 獣医公衆衛生学研究室 特任教授、日本獣医公衆衛生学会 会長)
巻末:猫が協力的に爪を切らせてくれる方法
